以前の記事でも書きましたが、ぴっぴは緊急の帝王切開となり産まれました。
出産時の記事はこちら

産後、少し落ち着いてから医者に言われた「母体間輸血症候群」。
これが起きる原因はよく分かっておらず、また予兆もなく誰にでも起こりうるというものでした。
私も妊娠中は順調すぎるくらい順調で、何も予兆はありませんでした。
赤ちゃんと母親を繋ぐ「胎盤」。この胎盤から赤ちゃんに酸素・血液が送られています。
母体間輸血症候群になると、酸素・血液がうまく送られなくなります。
ぴっぴはいつからこの状態になっていたかは不明ですが、少なくとも救急車で運ばれた時から、帝王切開まで4~5時間はあったと思いますので、結構な時間苦しかったと思います。
そしてこの症状が発生する確率は「5,000人に1人」との説明を受けました。
0.02%です。
最初はなぜ自分が、、、という思いばかりでした。現実を受け止めることができませんでした。
でも、今は違います。
大変な事も多いですが、その中にもぴっぴからもらう幸せな気持ちが沢山あります。
障害児を育てること、自分には全く無縁と思っていました。
でも、その中で多くの人と出会いました。多くの人に助けてもらいました。今も多くの人に支えてもらっています。
何事も時間が解決してくれます。未来が絶望に見えても、ある程度悲観したなら前を向き、歩き出す大切さを経験して学びました。
前向きぴっぴ。他の子より多くのハンディキャップを持ってしまいましたが、この子は今日も懸命に生き、私も今日もしっかりこの子と向き合っていきます。
最後に、、
もし障害をもった子が産まれても、決して悲観しすぎないでください。
悲観するなとは言いません。無理です。他の人が羨ましく思えます。
でも、実は障害を持つ子は意外に多くて、障害児が通う施設や、市からの補助金もあります。笑
自分から動けば助けてくれる人は沢山います。
決して1人で悩まないでください。どんどん頼っていいと思います。
ただ綺麗事ばかりではありません。障害の程度にもよりますが大変な事も多いです。
でも、その中でちょっとした小さな幸せを見つけることがあります、障害児だからこその。
将来どうなるか分からないことを悩んでも時間の無駄です。
疲れたら休んで、を繰り返しながら私は今日もマイペースでいきます!
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